INTERVIEW
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INTERVIEW
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TITANOS / TITANOS TOKYOへの7つの質問——世界初の系譜を引き出すQ&A企画
1982年の初代TITANOSから、都市型ラインのTITANOS TOKYOまで。
40年以上にわたる純チタンの系譜には、公開情報だけでは語りきれない判断と想いがあるはずだ。
そこで本記事は、ブランドへのQ&Aをもとに構成する。以下は、お送りする質問項目だ。

マルマングループは1970年にはチタン製時計バンドの開発に成功しており、切削や胆道のノウハウは持っていたが、メガネを開発するの当たり、部品の接合にロー付けが必要になります。
開発当初、当社でも一般的な銀ローでロー付けを行っていましたが、必要な強度が出ず、米国にある航空機製造用のチタンに特化したロー材を手に入れ、眼鏡用に組成を変えることで、安定した強度が出るロー付けができるようになった。
また、チタンは強度はあるが、柔らかく傷がつきやすい為、NASAが宇宙空間で使用する為に開発した高硬度メッキであるイオンプレーティングメッキ装置を独自に製造し、傷の問題をクリアすることで、チタノスの開発にこぎつけたのです。
当時、技術立国を目指していた日本では世界に先駆けて開発された様々な商品を国立博物館に展示していたが、TITANOSがその中の一つに選ばれたことで、高級メガネ=ドイツ製というイメージを払拭し、日本=世界最高の科学国家=TITANOSを紐づけることが出来、世界中から注文が殺到しました。
チタンは基本的に強い金属ですが、メガネに使う場合、ただ強いだけでは使い物にならず、ばね性とか
調整のしやすさ等、部品ごとに特性を変える必要があります。
当社では40年余りにわたるノウハウを基に、お客様にとって最適なかけ心地を提供する為に各種チタン合金を使い分けています。
また、チタンフレームが出た当初はチタンに適したロー材が見つからず、チタンに異種金属を挟み込んで、一般的な銀ローでロー付けを行っていました。
チタンを使っているとはいえ、強くて軽い、さびない、アレルギーが少ないというチタン本来の特徴を出すことが出来ません。
当社ではチタン同士を直接接合できるチタン用ロー材を開発することで、チタンの特性を100%活かしたメガネフレームを開発すことが出来るようになりました。
月面は硬い塵が高速で舞う、過酷な環境にあります。
通常のメッキではすぐに剝がれてしまうため、窒化チタンという非常に硬い微粒子を超高速でチタン表面にぶつけて、めり込ませることで、チタン表面を守っています。
これは米国航空宇宙局(NASA)が開発したメッキ技術で、現在ではドリルの耐久性を上げるために使われていますが、当時はこのイオンプレーティング装置を持っている民間企業は、ほぼありませんでした。
当社はこの技術情報を入手し、独自に装置を開発し、チタノスの表面処理に取り入れました。
チタノスが出るまでの眼鏡用メタル材料はニッケル合金を使っていましたが、ニッケルはアレルギーを起こす原因となっています。
チタンはアレルギーが少ない金属ですが、他の部品でアレルギーを起こしてしまったら本末転倒ですので、可能な限りアレルギーが少ない部品を使うことに気を配り、肌に優しい眼鏡作りに取り組んでいます。
TITANOSは発売当初、通常のメガネに比較して高価であったことから、40歳以上の大企業の管理職クラスをターゲットに、ビジネス&フォーマルフレームとして開発されました。
後に追加されたTITANOSの女性版であるEMINENCEも同様のコンセプトです。
TITANOS PRIDEはTITANOSにカジュアル性をプラスして若返りを図り、ビジネス&フォーマルだけでなく、普段使いを意識して作られています。
TITANOS TOKYOはTITANOSの原点である世界最高の掛け心地を日本だけではなく、世界中の方に使っていただくことを目的に、日本のメガネ製造技術の総力をあげて作られています。
また、デザインは絢爛たる江戸文化と安全で快適な巨大都市東京のイメージを融合させた粋な心を持った
ものに仕上がっています。
チタノスは高価な高級フレームです。
高価ですが、壊れにくく、変形も少ないので、パッド等の消耗部品を交換しながら10年以上お使いいただいている場合も多くあります。
長年使っていると愛着がわくもので、30年以上使っているTITANOSが壊れたので修理してほしいというご依頼を頂きます。
使っていただけるなら、できる限り修理するのがメーカーとしても務めだと思っておりますので、専用の修理センターを運営しております。