BRAND STORY
日常に、長く寄り添う。純国産の、コンサバティブ。
2026.10.29
BRAND STORY
2026.08.13
9FIVE EYEWEAR — スケート・音楽・90sカルチャーが交わる、ハンドメイドのラグジュアリーサングラス

ブラックにゴールドが光る、骨太で潔いフォルム。ひと目で9FIVEだとわかるその存在感は、ストリートの空気とラグジュアリーな品格を同時にまとっている。アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで生まれた9FIVE(ナインファイブ)は、その相反する魅力を一本のアイウェアに落とし込んできたブランドだ。そのブランド名には、創業者たちにとって特別な意味を持つ“1995年”へのオマージュが込められている。

9FIVEの始まりは、アメリカ・サンディエゴにあるひとつのガレージだった。
2009年、共同オーナーたちはその小さな空間を拠点に、デザインから出荷、ブランドづくりまで、あらゆる作業を自分たちの手で行っていたという。決して大きな資本や華やかなスタートではなかったが、そこには「自分たちが本当に身につけたいものをつくる」という明確な意志があった。
当初はアパレルブランドとして構想されていたものの、Tシャツブランドが溢れる市場ではなく、まだ可能性の残されていたアイウェアの世界へと舵を切る。
その選択が、後の9FIVEを象徴するブランドアイデンティティへとつながっていく。
ブランド名の「9FIVE」もまた、彼らのルーツを語る上で欠かせない存在だ。
その由来は1995年。創業者たちが出会い、多くの影響を受けた特別な年であり、ヒップホップやスケートカルチャーが大きな熱量を持っていた時代でもある。ブランド名には、そんな90年代カルチャーへの敬意と、自分たちの原点を忘れないという想いが込められている。

9FIVEを語るうえで欠かせないのが、ストリートカルチャーとの深い結びつきだ。
ブランドのルーツには、スケートボード、ヒップホップ、そして90年代のカルチャーがある。カリフォルニアならではの自由な空気感と、チカーノカルチャーから生まれた独自の美意識。その交差点から、9FIVEらしいスタイルは形づくられてきた。
現在は独自のスケートチームこそ持たないものの、かつてはプロスケートチームを擁し、ストリートシーンとの強い結びつきを築いてきた。そのDNAは今もブランドの根幹に息づいており、音楽やファッション、ポップカルチャーの分野で活躍するクリエイターたちから支持を集め続けている。
その存在感は、ストリートシーンの外へも広がっていった。ラッパーのMac MillerやKid Cudiらが着用したことでも知られ、Jordan BrandやDiamond Supply Co.、Rastaclatといったカルチャーを象徴するブランドとのコラボレーションも実現している。
単なるアイウェアブランドではなく、音楽やスケート、ファッションといったカルチャーそのものと共鳴しながら歩んできたこと。それこそが、9FIVEが今もなお多くのファンを惹きつける理由なのかもしれない。

スケートや音楽といったストリートカルチャーをルーツに持ちながら、9FIVEが一貫して大切にしてきたのはクラフトマンシップだ。
流行が目まぐるしく移り変わる時代のなかで、9FIVEは短期的なトレンドを追いかけるのではなく、長く愛用できる一本をつくることを選んできた。ブランドが目指しているのは、その時々の流行に左右されない“普遍性”のあるアイウェアである。
その思想は、素材選びやディテールにも表れている。フレームにはハイグレードなアセテートやステンレススチールを採用し、一部モデルには24Kゴールドのパーツを使用。手作業で仕上げられるエッジやオリジナルパーツに至るまで、細部へのこだわりが貫かれている。
9FIVEのアイウェアが放つ独特の存在感は、こうした積み重ねによって生まれるものだ。ブラックとゴールドを基調とした力強く洗練されたデザインは、ストリートのエッセンスとラグジュアリーな品格を自然に融合させている。
ブランドが掲げる「Refined by Design, Defined by Detail(デザインによって磨かれ、ディテールによって定義される)」という言葉は、その哲学を端的に表している。見た目のインパクトだけではなく、細部に宿る意志こそが9FIVEの魅力なのだ。