CRAFT
子供の頃から眼鏡に魅せられた男が、 50以上の工程と3ヶ月をかけて 1本のフレームを仕上げる理由
2026.08.06

Bruno Chaussignandは15歳から眼鏡業界に身を置く、フランスの眼鏡デザイナーにして現役の眼鏡士。自らの店舗を運営しながら、自身のコレクションをデザインするという「メーカー=オプティシャン」の稀有な存在である。
2004年、最初のコレクションを発表。ノーズブリッジのないデザインという技術的革新で注目を集めた。2008年にはスタンダートコレクションを発表し、「伝統的なフォルムへの新しく、モダンで楽観的なアプローチ」を提唱。すべてのデザインは鉛筆と方眼紙から始まり、経験豊富な眼鏡士の目が0.2ミリ単位の精度でフレームを完成させる。
「眼鏡フレームはピュアなデザインの産物である。実用的で、美しく、品があるべき。そのフォルムは、掛ける人の人生を豊かにする美しさを持つべきだ」。これがBruno Chaussignandのデザイン哲学。建築からインスピレーションを受けた幾何学的な遊びの中で、鮮やかで個性的な色彩と、高貴で多彩な素材が出会う。
ラインの揺さぶり、アンバランスの中のバランス、そこから生まれるユニークな形状は、掛けた瞬間にその真価を発揮する。一見クラシックに見えるフレームも、よく見ると非対称のディテール、予想外のカット、印象的な配色に気づく。家族経営の独立ブランドとしてクリエイティブな独立性を守り続けている。

15歳から眼鏡業界に携わるフランスの眼鏡デザイナー兼眼鏡士。自らの店舗を運営しながらコレクションをデザインする。すべてのフレームを鉛筆と方眼紙で描くことから始め、0.2ミリ単位の精度を肉眼で判断できる熟練の目を持つ。建築、色彩、素材の融合を追求する。

1本の眼鏡が完成するまでに3ヶ月以上、50以上の製造工程を経る。フランスの卓越した技術を持つパートナー工場で、各工程の専門家が精密かつ丁寧に制作する。素材にはセルロースアセテート(綿花とアセトンの混合物で、環境負荷が低い天然由来素材)、サージカルステンレス(医療用ステンレス)を使用。
フレームに塗装(ラッカー)を施さないことも大きな特徴。天然素材のまま仕上げることで、アレルギーリスクを回避する。フレームの立体的なベベリング(彫り込み)はBruno Chaussignandのシグネチャーであり、ミニマルなメタルフレームにもラグジュアリーな快適さと繊細な洗練を加える。
参考価格:¥¥60,000〜
参考価格:¥¥60,000〜