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JxBUB(ブウブ)— 2018年始動、暮らしのシーンに寄り添う日本の定番ブランド
新しいデザインを生み出すとき、人はつい「足す」ことを考える。装飾を、個性を、主張を。けれど、本当に難しいのは「引く」ことだ。余計なものを削ぎ落とし、それでも成立させる——。
「JxBUB(ブウブ)」が掲げるのは、まさにその引き算の思想だ。
「メガネを、もっとシンプルに」。2018年に始動したこの日本のブランドは、飽きのこない定番を軸に、暮らしのさまざまなシーンにそっと寄り添うメガネを提案している。

JxBUBの哲学は、ブランド名のすぐ隣に、まっすぐ掲げられている——「メガネを、もっとシンプルに」。流行のディテールを足すのではなく、誰の顔にもなじむ普遍的なかたちを追い求める。シンプルとは、何もないことではない。むしろ、削ぎ落とした先に残る本質を見極める、という作業だ。だからこそ難しく、だからこそ価値がある。JxBUBは、その「シンプルの質」にこだわり続けている。
JxBUBが始動したのは、2018年。拠点を置くのは、愛知県一宮市だ。
眼鏡産地として知られる福井・鯖江とはまた異なる土地から、独自の視点でものづくりに向き合っている。比較的新しいブランドでありながら、その姿勢はぶれない。
流行を追って次々とデザインを変えるのではなく、「これがJxBUBだ」と言える定番を、じっくりと育てていく。
若いブランドならではの瑞々しさと、定番を貫く芯の強さ。その両方を併せ持っている。

JxBUBの中心にあるのが、「The Standard(ザ・スタンダード)」シリーズだ。
その名の通り、定番として磨かれ続けるラインで、品番はbub-001から048を超えるまで広がっている。注目すべきは、ただ数を増やすのではなく、定番に新しい色(NEW COLOR)を継続的に加えていく点だ。
かたちは普遍的でも、色で個性を選べる。
シンプルでありながら、選ぶ楽しさがある——その絶妙なバランスが、The Standardの魅力だ。
JxBUBがユニークなのは、暮らしの具体的なシーンに寄り添う提案をしている点だ。
たとえば、「着物に似合うメガネ」。和装は洋装とは異なる顔まわりのバランスが求められるが、シンプルなJxBUBは、その凛とした佇まいに自然になじむ。
あるいは、「子育て世代に合うメガネ」。
慌ただしく動き回る毎日に、主張しすぎず、じゃまにならない一本が寄り添う。
シンプルだからこそ、どんなシーンにも溶け込める——その汎用性を、JxBUBは具体的な暮らしの場面で示している。
JxBUBのシンプルなデザインを支えているのは、職人のものづくりだ。シンプルなフレームほど、線の取り方や仕上げの精度が、そのまま品質として表れる。ごまかしのきかないデザインだからこそ、作りの丁寧さが問われる。そうして仕上げられた一本は、全国の眼鏡店や、各地で開かれるトランクショーを通じて、かける人のもとへ届けられる。作り手の顔が見えるものづくりと、ていねいに届ける姿勢。そのどちらもが、JxBUBらしさを形づくっている。
足すのではなく、引く。流行を追うのではなく、定番を磨く。派手さで目を引くのではなく、シンプルさで毎日に寄り添う——。JxBUBの挑戦は、どれも静かで、地味に見えるかもしれない。けれど、シンプルこそ、いちばん難しい。誰の顔にもなじみ、どんなシーンにも溶け込み、何年かけても飽きない。そんな「ちょうどいい一本」を求める人にとって、JxBUBは、きっと頼れる定番になるはずだ。